| 第3回城東区「第九」演奏会 | ![]() |
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| 日 時 | 2010年2月14日(日)14:00開演 | |
| 会 場 | 大阪信愛女学院講堂 | |
| 指 揮 | 木村俊明 | |
| 独 唱 | ソプラノ:井岡潤子 アルト:田中友輝子 テナー:小餅谷哲男 バス:田中努 |
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| 管弦楽 | ハーモニアス管弦楽団 | |
| 合 唱 | 城東区第九演奏会特別合唱団 | |
| 主 催 | 城東区ゆめ?まち?未来会議 TEAM Jo-9♪ |
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| 共 催 | 城東区コミュニティ協会 合唱団Jo-9♪ 大阪信愛女学院 他 |
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間が空いてしまいました。前回はゲネプロの話まででしたね。
さて、お忙しいスタッフさんには申し訳ありませんが、ゲネプロから本番までの時間はかなりゆったりできます。
お昼御飯を食べてもまだまだ時間があります。
特に第九の場合、入場が第3楽章からですので開演してからもしばらく待機時間です。
この機会を利用して他団の方から演奏会運営やステージ進行のお話をたくさん聞かせていただきました。
お話しをしながらも、心の中では本番に向けてのカウントダウンドキドキが静かに進行しています。
本日の目標は気負わず、がならず歌うこと。
ステージ最後列は他の方の声が聞こえにくく、不安になって声量を出そうとしてしまうのは前回の住之江第九で経験済み。
大きな声を出そうとするあまり、声の響きまで失っては本末転倒です。
もちろんフォルテッシモの部分はめいっぱい歌いますが、その他の部分は抑えめにいこうということです。
☆
いよいよ入場の時間がやってきました。
ホール3階の客席入り口にて、上手・下手に別れて第2楽章が終わるのを待ちます。
そして入場。
ひな壇に上がるまでに徐々に心が研ぎ澄まされていきます。
うまく歌おう、失敗したらどうしよう、がならないでおこう、そういった一つ一つの思念がはぎ取られていきます。
ゆるやかに第3楽章がはじまりました。
あまりに第3楽章が気持ちの良い演奏なので思わず体をゆらしたくなりますが、体は動かさずに心の中で旋律に身をゆだねます。
第1楽章から指揮者とオケがつくりあげてきた音楽の空間に同化していくイメージで。
そして第4楽章。
引き絞った弓のような心を保ちながら、バリトンのソロを待ちます。
Freude! Freude!
指揮者木村先生の、軽やかな、そして時に落ち着いた指揮に合わせて歌はつむがれていきます。
オーケストラと合唱を強引に力で支配するのではなく。
過ちを許さない西洋の神のようではなく。
仏のように慈愛に満ちた表情で我々を歓喜の歌に導いてくれる。
共に舞台に立って音楽を作り上げていく喜び。
全ての人が兄弟になる境地。
悲しみも妬みも争いもどこかに置いてきました。
今はひたすら歌おう!
一緒に!
☆
観客の拍手が鳴っています。
拍手の音に混じって先ほどまでの旋律が頭の中をリフレインしています。
もっと歌っていたい。もっともっと歌っていたい。
次第に落ち着いていく意識が体と重なり合って。
歌いきった満足感と終わってしまった哀しみがないまぜになって。
第3回城東区「第九」演奏会は幕を下ろしました。
(つづく)




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